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チャット(1)日本のCMはなぜ短い?

新カテゴリーです。昨晩カフェテリアで、ある08生からこんな質問を受けました。

「日本は、他の国に比べて何故CM1本の時間が短いのでしょうか?」と。
いい質問ですねー

たしかに日本のテレビスポットは1本15秒が基本ですが、海外では短くても30秒、60秒以上のCMもごく普通に制作・オンエアされています。海外の広告賞で日本勢が苦戦する理由の一つです。

わたくしは、2つのことを申し上げました。一つは「その方がCM枠を全体として“高く売れる”から」ではないかと。
ペットボトルが「2リットル×1本」と「500ml×4本」は同じ容量だけれど、後者のほうが高く売れるでしょ、と。

もう一つは「国民性として、「短歌・俳句」の文化に見られるように、短くても伝える技術が本来優れているのではないか」と 。受け取る側も「阿吽(あうん)」の呼吸で分かり合える関係性が社会にあるような気がしますし。(余談ですが、やはり広告業界に「話が長い人」は向いていないと、わたくしも思います)

「やっぱり、そういうもんなんですね。そうすると、日本では、海外みたいなCMを作れないではなく、作らないんですね?」と、08生。
そうそう、とわたくし。「やればできます」。(先のエントリーで紹介したブログから)

05生もいいこと言いました。
「日本のCMの時間が短いことの成り立ちを何かしらの本で読んだ記憶があります」と。
思い出したらコメントしてくださいねー

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ES練習帳(3)「すごい」も「です」も名詞専用です。(本来は)

NHK放送文化研究所から


Q.「楽しいです」「大きいです」という言い方には、やや違和感を持ちますが、正しいのでしょうか?

A.この言い方は現在では認められています。

【解説】
「楽しい」「美しい」「やさしい」といったいわゆる形容詞には、かつては「です」を付けることはありませんでした。
 ていねいに言うときは、「楽しゅうございます」「美しゅうございます」という言い方がありましたが、日常語ではあまりにも大げさです。そこで、形容詞に単に「です」を付ける簡単な言い方が登場しました。
 昭和27年に国語審議会がまとめた「これからの敬語」では、「大きいです」「小さいです」などの言い方は、平明簡素な形として認めてよい、という答申が出されています。そこで現在では、一応標準的な言い方となっていますが、歴史が浅いだけに年配の人の中にはまだ違和感を持つ人もいるわけです。

しかし、この記事もすでに10年前のものでありまして、今や広告労協Fさんですら

Re: 10/9ACフォーラム 内容が良かったです。」(自治会掲示板)

と書いてしまう時代なのですから、やはり「言葉は変わる」ということなのでしょうね。とはいえ、先にアップしたエントリー「大人は『ぼく』と言わない」で引いたように、

日常では人それぞれ、自分の表現の仕方があるでしょう。しかし、人によって感じ方が違うので注意をしたいですね。


ということなので、ES読む人の年齢を考えるとやはり、「形容詞」+「です」は避けたほうが賢明でしょう。就活生のみなさん、「おかしいです」は、おかしい「です」。は必読ですよ。いや、本当に。

ちなみにタイトルにありますように、「すごい」も(本来は)名詞専用です。その意味で「すごい嬉しいです」は、二重に間違っています。この場合、正しくは「すごく+うれしい+(ことorの)+です」と書きます。

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