« October 28, 2006 | Main | October 30, 2006 »

オススメ本(4)寝ながら学べる構造主義

理系の次は、文系です。というわけで内田樹(たつる)先生のご登場ですよ。たとえば今話題の高校履修不足問題でも、こんなエントリーをすぐアップしちゃうんですね。

勉強なんかしなくても、必要があればネットでなんでも調べられると豪語する若者がときおりいるが、私はそういうものではないと思う。検索するためには検索のためのキーワードを知っていることが必要だ。しかし、そのキーワードそのものを知らない事項については、検索することができない。「学ぶ」というのは、キーワード検索することとは別のことである。自分が何を知らないかについて知ることである。自分の知識についての知識をもつことである。それは「知識をふやす」ということとは違う。「知識をふやす」というのは「同一平面上で水平移動域を拡げること」である。「知識についての知識をもつ」というのは「階段を上がること」である。ぜんぜん違う。学校というのは子どもに「自分は何を知らないか」を学ばせる場である。

そのとーり。さすが内田先生、まるでソクラテスのようです。無知の知、ってことですね。その真骨頂が今回ご紹介する『寝ながら学べる構造主義』です。「まえがき」が素晴らし過ぎます。それでは引用しますよ~

あることを知らないというのは、ほとんどの場合、それを知りたくないからです。知らずに済ませるための努力を惜しまないからです。(中略) 知的探求は(それが本質的なものであろうとするならば)、つねに「私は何を知っているか」ではなく、「私は何を知らないか」を起点に開始されます。そして、その「答えられない問い」、時間とは何か、死とは何か、性とは何か、共同体とは何か、貨幣とは何か、記号とは何か、交換とは何か、欲望とは何か・・・といった一連の問いこそ、私たちすべてに等しく分かち合われた根源的に人間的な問いなのです。

こんな教授の薫陶が受けられる「神戸女学院大学文学部総合文化学科」の学生さんは幸せだと思いますねー、いやホントに。

| | Comments (0)

時事問題(4)理系白書ブログ

これもまたリンク集っぽいので恐縮ですが。理系白書ブログは、現役の新聞記者(毎日新聞ですね)が自然科学の最新情報を取材して書いている良質なブログの一つです。理系とは、もちろん自然界を研究の対象とする学問のことですね。

文系は、人間の活動を研究の対象とする学問のこと(同)、ですけれども、人間とは自然界にいる存在なのですから、それらが決して無関係であるはずがありません。その意味で、最新の理系情報を知ることは、常に科学が進歩する時代にあって、必須の条件です。

広告業界というと文系専門のような感じがするかもしれませんが、実態はそうでもありません。そもそもクライアントの多くはメーカーであったりするわけで、そういうセンスというか気質が合うというのも実は重要なことです。

さらに言えば、広告プランニングにおいて最新テクノロジーを活用したツールを使いこなすセンスは、営業であれマーケであれ欠かすことができない時代になってきています。

しかも、理系学生の「規定演技」。なんていう素晴らしいアドバイスもありますよー。

| | Comments (0)

面接(4)基本・原則・極意など

これも、リンク集っぽくなってしまいますが、大学生等就職活動のポイント 面接場面での自己PR方法について というページも参考になります。(なんと「とちぎ就職支援センター」というところのwebサイトでした)

ここで大事なポイントは、6.質問中の態度 この中でも以下の3つだと思います。

キビキビした動作、シャッキリした姿勢、ハキハキした答え方も採点対象になります。

質問を聞くときは、質問をする人の目を見ましょう。

答えるときは、質問してきた人だけにでなく、面接官全員にもときどき視線を配るようにしましょう。

これが、できているかできていないかで、大きな違いになります。特に、「はきはき」話す。 は重要な要素です。そもそも「話す」とは「放れる・離れる」と同じ語源で「心の内容が口から出て行く」ことを指します。相手の耳まで届かなければ、“伝わる”はずがありませんよね? ではまた。

| | Comments (0)

お役立ちサイト(5)学歴について ~あなたは母校が好きですか?~

就活に関連したwebサイトをいくつか巡って見て、比較的良いと感じたサイトの一つが、この「就職活動を考える」です。真摯な姿勢、健全な態度、実践的なアドバイスと3拍子揃ってますね。たとえば、この「学歴について」も良いページだと思います。

要するに「コントロールできないこと」と「コントロールできること」は分けて考えないとダメなんですね。過去は変えることはできませんが、未来を変えることはできます。正確にいうと、過去に起こった事実を変更することはできない(してはいけない)が、現在の自分の態度と行動によって(のみ)未来を自分の望む方向に変える(創る)ことができる、ということです。

しかも皆さんは若い。“たった”20年かそこらしか経験がないわけです。そんなことより、これから40年近いキャリアを社会で築いていく上で「どんな態度で」「どのような方向に」進んでいきたいのか、を確認するのが採用担当者(および面接員)の使命なのです。

わたくしは自己分析という言葉があまり好きではありません。人間は分析可能な「物体」ではない、と思うからです。ただ、自分がどのような段階にあるのか。どういった方向に進んでいきたいのか(簡単に言えば「何が好きか」ってこと)は、自分で分かっていないと困ります。それは、あなた以外の誰にも分からないことなのですから。

広告業界就職ノススメ。: 経験による自分の成長は、「位置」より「幅」。 も参考にしてください。(あ”。「……多いです」って書いてる~^^)

| | Comments (0)

ES練習帳(4)エントリーシートを最初に読む人は?

挨拶専用85です。“エントリー”というのは文字通り「登録すること」ですから、何も難しいことはありません。ただ就活にあたって、先ず取り組まなければならないことなので学生の皆さんが、大切な「初めの一歩」に躊躇する気持ちも分かります。(まだ、1通も「ES添削」の応募がありませんし)

『エントリーシートは期末試験ではない』ということは、つまり「たったひとつの正しい書きかた」はない、ということです。“あなた”が“あなた自身”を登録することなのですから、“あなた”は世界中に一人きりしかいませんよね? “あなた自身”を書けばいいだけのことです。

とはいっても、難しいのは「どう書くか」「何から書くか」なのですけれど。たとえば、ESの用紙に「自己PR」とか「志望動機」という欄だったり、何がしかの質問に答えるスペースがありますよね。気をつけて欲しいことは「ここを埋める正しい解答はない」ということです。筆記ではありますが試験ではありません。模範解答はないのです。

先ず「誰が読むのか」を考えてみましょう。企業の採用担当者と、面接してくれる社員の方ですよね。しかし、その前に読む人が一人います。“あなた自身”です。書いてみて、ちゃんと書いている意味が分かりますか? たんに「推敲」しろ、と言っているのではありません。自分で読んで何を言っているのか分からない文章が、他人である読むべき相手に伝わるはずがないではありませんか。

実際、そういったエントリーシートを見かけることが少なくないのです。それはまるでレストランで、まずい料理を出されたとき「おいおい、これは料理人が味見したのか」と言いたくなる気分に似ています。まずい料理しか出せないコックはどうすればいいのでしょう? おいしい料理(少なくとも、まずくない料理)が作れるようになるまで練習することです。料理も文章も「自己表現」なのですから。それらは練習すれば必ず上達します。

もっとも、何をやっても最初から上手にできる人もいます。しかし、天賦の才能を持ったものでも練習し、努力を積み重ねることによってはじめて卓越した成果が出せるのです。わたくしが、これから「上達のコツ」を書いていこうと思いますが大切なことは「どう書くか」ではなく「何を書くか」です。そして「何」とは(繰り返しになりますが)自分自身のことです。

| | Comments (0)

« October 28, 2006 | Main | October 30, 2006 »