« November 7, 2006 | Main | November 10, 2006 »

ES(6)自己分析はもう古い?

最初に断っておきます。これはわたくしが勝手に考えた仮説ですので、たんなるトンデモ説かもしれません。先のエントリー自己分析は必要か? と書きました。そんなことより大事なことがあるだろう、と。キミはいったいどうしたいのだね、何が好きなのかね、と。模擬面接(6)志望動機と“きっかけ”は違う でも申し上げました。

採用する側が聞きたいのは、、あなたが「どれくらい広告業界に入りたい」と考えているか(という意欲)と、その“理由”をきちんとプレゼンテーションできる(能力がある)か、ということだと。

わたくしが実は密かに確信を持って言えるのは、こんなことです。自己分析は、もう古い。というか人間は分析可能な物体ではないし、変わることが出来るんです。だから、どう変わりたいのか、が重要なんです。そのための現状の確認が必要なだけです。

心理学に明るいほうではないのですが、もはや「精神分析学(や夢判断)」は過去の俗説です。スキナーの行動分析学やゲシュタルト心理学の流れを受けた認知心理学が現代の主流だということです。

よく、自己PRのアドバイスとして「ネガティブな要素は極力避けてポジティブな面を強調しましょう」などと言われているのもですから、「わたしは何事にも積極的な○○人間です」みたいな歯が浮くような台詞を棒読みする破目になってしまうのですね。そうではないんです。「わたくしは、△△ができるような人間になりたいと思っています。そのために今わたくしの××なところを、こう変えたい。同時に今まで学び身につけてきたこんな部分は忘れずにいたいと思っています」、たとえて言えばこんな感じでしょうか。

正しく自分の位置を認識しているか、その上で何を目指し、どう努力しているのか。それが重要なんです。このとき気をつけなければいけないことが2つほどあります。経験による自分の成長は、「位置」より「幅」。という点と、会社はあなたを成長させる教室ではない ということです。「会社を成長させる」ぐらいの気概がないと困ります。もっとも、それを面談の場で社会人にヌケヌケと言うのは不遜というものですが。

| | Comments (0)

« November 7, 2006 | Main | November 10, 2006 »