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オススメ本(9)できる社員は要領がいい

@niftyBOOKS:できる社員は要領がいい から

ビジネスマンに必要な「要領」は、全体を考えた「目的意識をもった手抜き」です。キャリアを楽しく泳ぐ7つの原則、要領がよくなるための「考え方」「行動」を「どんな仕事にも通じる原則」という形で提供する。

こう書いてあると単なる「ハウツー本」のようですが、実態は全然違います。タイトルから想像されるような類書によくある「胡散臭さ」がまったくなく、言葉のセンスが良くて、精神論ではなく事例が具体的で、実践的。まず「言葉のセンス」。冒頭「要領」とは、その説明はこうです。

「要領」の「要」はかなめとか大切なところ、「領」は悟るとか飲み込む、手に入れる、といった意味があります。英語 でいうと、要は「point」で、領は「get」です

「つかみはOK」ですね。そして「具体性・実践度」については、こんなスタンスを表明しています。

本書は、時間当たりにこなせる仕事の量を着実に増やすこと、あなたの仕事ぶりに対する評価をもっと良くすることと、それによって、いままで以上に仕事をエンジョイしてキャリアを楽しく泳いでいけるようになっていただくことを目的として書かれています。

まさに、その目的は達成されており、なおかつ当初の想像以上に「驚きを与える」仕上り。情報満載。素晴らしい。わたくしにとっては内容自体、ほとんど全て既知のものであり、これを読んで新たに学んだということはありません。(キャリア20年以上になって、そんな状態では困る^^)  ただ、読んでいて「そうそう、その通り」「そうか、こういう風に下に説明すると効果的かもね」と相槌を打つことしきり。

著者の鶴野さんに会ったとき、出版までの経緯を聞いたところ「当初はもっとビギナー(新入社員)向けの本を書いてくれ、というオーダーだったのですが、書店でこの種の本を手に取ること自体に一定のレベルを要求されるので、20代後半からの読者を想定しました」という

25歳のビジネスピープルでも、就職活動中の学生さんでも、これを読んだら、これからのキャリアの中で5年分は得をします。それは間違いありません。いいなー、若いって(笑)

もちろん、自分で早く気づくのが一番いいのですが、言われて分かることは、聞いておいたほうが「要領がいい」に決まっています。言われても分からない人は『壁』があると評価される時代ですからネ。

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