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マメ知識:元旦の新聞広告

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

お正月の新聞というのは、広告関係者にとって大変興味深いものなんですね。わたくしが見たのは「朝日」「日経」「読売」と「日刊スポーツ」だけでしたが、いくつか気がついたこと(知っていること)を述べたいと思います。

正月広告の特徴の一つは「出版社」の広告が目立つことです。通常でも第1面の広告から第2面にかけては書籍や雑誌の広告が占めるものですが、全頁広告(“全広”とも“15段”とも言います)まで多くの出版社が出稿しています。これは、新聞社と最も歴史的な繋がりが深い広告が出版社のものだからです。この他には百貨店もそうですね。

面白いのは、同じ出版社の広告でも掲載する新聞によって内容が異なっていることです。特に朝日新聞と読売新聞の違いは顕著で、ぜひ同じ出版社の原稿を比べてみてください。実際、プレゼンテーションにおいても各広告会社に対して新聞ごとに違うオリエンテーションを行うのが普通で、出版各社がそれぞれの新聞の読者をどのように想定しているのかが良く分かる事例です。

今年注目すべき点は、昨年不祥事をおこしたホテルチェーンが各紙に企業広告を出していたことです。新聞広告の持つ「信頼性」「メッセージ力」を評価していることの証明でしょうね。

あと広告業界志望の学生さんは、同時に立ち上がるテレビCMとの連動キャンペーン(昨年の典型は「TSUBAKI」など)に関心を持ちましょう。今年の資生堂には、あれほどのインパクトは感じられませんでしたが。

話をちょっと戻して、新聞社との歴史的な繋がりが強い業種として、映画・演劇、音楽などの広告主が第2部・第3部の別刷に掲載されていることにも気がついたでしょうか。このように広告枠というセールス物件は「広告主の業種や銘柄によって、媒体社の扱いが異なってくる」という、市場原理だけに支配されない(一物一価ではない)珍しい販売形態を持っているのです。

*カテゴリーの「007-001」は、“007”とは無関係で(笑)「2007年1月」の意です。ジャンル別のサブカテゴリーにNo.を付けるのは止めました。自分でも分からなくなってきましたので^^

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