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(速報)2006年の日本の広告費は5兆9,954億円、前年比0.6%増

電通は、2月20日 14時30分に「2006年の日本の広告費は5兆9,954億円、前年比0.6%増」を発表いたしました。

日本の広告費を覚えておくことは、この業界を目指すものの基本です。広告業界を横断的に目指す学生であれば、この発表資料はぜひきちんと目を通しておいてください。byとおりすがりの業界人

過去のリリースは以下↓。
2005年の日本の広告費は5兆9,625億円、前年比1.8%増。
2004年日本の広告費は5兆8,571億円、前年比103.0%。
2003年の日本の広告費は5兆6,841億円、前年比99.7%

国内総生産(GDP)と国内広告費の相関関係にも目を通しておくといいですよ。

さて、今年の語呂合わせは、どうします?>とおりさーん!
それも含めて、詳細な分析は後ほど追って。

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志望の職種を問われて「営業です」と答える人へ

模擬面接の際、わたくしが必ず聞くことが3つあります。
(1)自己PRと(2)広告業界を目指す理由(3)志望の職種、です。

(3)の質問、希望の職種は? と聞くと、たいてい5人中4人は「営業です」と言います。このうち半分ぐらいは本当はCR志望だったり、他の職種を希望しているのに「とりあえず“営業”を言っておけ」みたいな印象を受けたりします。そして、その4人に「それでは、どんな営業マン(ウーマン)になりたいんですか。例えば具体的なクライアントとか、業種とか?」と尋ねると、4人中3人ぐらいが「そうですね……飲料メーカーです」という回答をするんですね。

まず、クリエーティブ志望なのに「営業です」と言ってしまう人は、⇒こちら「クリエーティブ志望と、クリエーティブ志向は違う。」を読んでください。そして「飲料メーカーとか」と言ってしまう人には、⇒こちら「志望職種は営業です、と言うことについて。」を読んでいただきたいと思います。(もちろん、両方当てはまる方は2つとも)

「2005年日本の広告費の業種別広告費」を見ていただければ分かりますが、21業種のうち2000億以上の広告費をかけているのは飲料以外にも7業種ありますし、しかもこの「飲料」にはビールなどのアルコール飲料も含まれています。飲料よりも規模の大きい業種は結構あるのです。※

非アルコール飲料は全般的に低調で、茶飲料など多くの商品が減少。

飲料担当の営業は5人に3人も要りません(笑)
ところが「CM高感度」調査などを見ると必ず上位に「ドリンク」が入ってきます。ですから面接で「飲料メーカーの営業を志望しています」というのは、いかにも素人っぽい、ビジネスする側の視点に欠けている、と受け取られやすい危険性があると思います。

先のエントリーで紹介した「自分がその会社にどのように貢献できるか、具体的なイメージ」というのは、そういうことです。そしてこれは、とおりすがりの業界人さんが

この問題は、どの会社ということなく頻繁に聞かれます。しかしこの質問だけでその学生の多くを知ることができます。極端なことをいえば、広告代理店の選考で落とす学生を決めるにはこれだけ聞けばいいかもしれません。私自身、模擬面接会で何回も聞いてきた質問です。

と書いた「興味ある広告を3つ挙げてください」でも極めて重要なポイントです。サントリー伊右衛門のCMが素晴らしいのは当然です。ですからもちろん、それを挙げても構いません。しかしその時、単にCMの話だけではなく広告キャンペーンや、もっと商品マーケティングまで踏込んで語ることができるか、それが問われてくるのです。

※そろそろ「2006年日本の広告費」のリリースがあるはずです。

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