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稽古は大根役者と思え。幕が上がれば千両役者と思え

先日(3/13)高知空港で胴体着陸した全日空機のパイロットの評価が高いようです。技量のみならず、状況に応じて乗務員だけでなく乗客に対しても的確なコミュニケーションをはかったことも報じられています。

この事故に関連して、3/14付けの読売新聞のコラム「編集手帳」がたいへん印象深かったのでご紹介します。

舞台人の心構えに、「稽古(けいこ)は大根役者と思え。幕が上がれば千両役者と思え」という。まだ下手だ、まだ足りないとひたむきに稽古し、いざ本番となれば一転、揺るがぬ自信を胸に舞台を勤めよ、と

この言葉は、そのままプレゼンテーションの心構えだと感じました。事前の準備は怠りなく、細心の注意をはらって、本番では大胆に自信をもってアピールする。逆にダメなプレゼンというのは「この辺でいいだろう。なんとかなるさ」と本番に臨み、厳しい局面で「迫力も粘りもない」プレゼンとなって奈落の底に落ちる、と(笑)

笑いごとではないんですよ。プレゼンテーションというのは、課題となっている商品やサービスの「いいところ」を見つけて(マーケティング:what to say)、それを「どう表現するか」(クリエーティブ:how to say)を一気通貫で説明する芝居のようなものです。(ご参照>広告業界就職ノススメ。: 「添削」と、「ダメ出し」。上記のことは面接においても全く同様なんですね。

広告労協の模擬面接会で、根拠のない自信をもって臨み、文字通り臨死体験を味わった労協生は少なくありません。ちょうど今、第一次の面接ラッシュが始まろうとしています。ぜひ「万全の稽古(訓練)を積んで、本番の息詰まる緊張のなかで冷静にして沈着、千両に値する」自己のプレゼンテーションを行ってください。

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