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NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」3/27 スペシャル:映画を創る ~宮崎 駿・創作の秘密~を見たよ

スペシャル(2007年3月27日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

宮崎駿ってクリエーティブだなあ、と思ったコトバ。インタビュアーが「これだけ名声があるのに、どうして映画をつくりつづけるのか?」と聞いたとき、「名声なんかない」と即座に否定し、たたみかけるようにこう言ったのです。

あなたが何故アナウンサーなのか、というのと同じこと。それによって自分が存在しているからですよ。だから、今どうであるかが大事なんですよ。かつて何をつくったかはどうでもいいことなんです。終わっちゃったことなんだから。直せるわけでもないし直したいとも思わない。そのときはそうだった。今は違いますよ。

わたくしが尊敬するクリエーティブディレクターもよく同じことを言います。過去のことは興味がない。これから自分がつくるものに関心があるんだ、と。賞を取ると、クライアントから評価され、仕事がやりやすくなる、といったメリットはもちろんあります。でも、自分の作品に無頓着なクリエーティブも意外といるんですよ。かっこいいですね~

広告というのは常に新しいもので、他人の興味と関心を獲得することがその存在価値なのだと。専門誌や業界紙で取り上げられてたときには既にそれらは過去のもので、それらをチェックするのは自分のアイデアが使われていないかどうかを確認するためだと。

ちょっと次元は違いますが、広告業界志望の方にも同じようなことを言っておきたいと思います。「広告批評」や「宣伝会議」を見るのもいいでしょう。でもいちばん大事なことは、今実際に広告されている作品をチェックすることです。その上で、専門誌や業界紙を見て情報を補完するのです。でないと単なる広告フェチになってしまいますよと。毎日の新聞を、ラジオやテレビを、街や交通機関での広告を、いろんな雑誌やネットのページを「リアル」にチェックしてください。すべてはそこから始まると思うのです。

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