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前例がない ことをするのが クリエーティブ。

毎年悩める子羊さんたちからの定番の質問に、
「わたしの学部から広告業界に入っている人はいないんです……」とか、
「営業や媒体の部門からクリエーティブに行けるんでしょうか?」とか「制作会社から広告会社のクリーティブに移ることは可能でしょうか」というのがあります。

そういう学生さんに限って、自己PRをよく読んでみると「わたしは新しいものを創ることが好きで、」とか「何事にもチャレンジする精神を持って──」とか「決してあきらめない性格です」とか書いていて、全然違うじゃん! と突っ込みたくなってしまうことが何度かありました。

実際わたくしの所属する会社で出身大学の比率は、0.03%ですが何か。直近の08生の事例でも、地方大学の工学部から広告制作(グラフィック)会社の内定を獲得した女子学生もいます。佐藤雅彦さんはSP局でイベントを担当していましたし、タグボートの岡さんだって最初は営業です。今年(2007年)2月の「広告会社就職フォーラム(大阪会場)」でクリエーティブ講演をしてくれた電通の池田定博さんが新卒で入ったのは印刷会社でした。

優秀なクリエーティブが過去の作品を参照するのは「自分のアイデアが先に誰かに使われていないかを確認する」ためであり、決して真似をするためではありません。そこにオリジナリティや創造性はないわけですから。

有名な話ですが、クリエーティブに異動したマサヒコさんが先ず最初にやったことは、過去の広告年鑑をすべて見て、優秀作品のマトリックス分析をして「今までに使われていない組み合わせを発見する」ということでした。

そんなIQの高いひとの真似をせよ、ということではありません。「前例を気にするな」ということが言いたかっただけなのです。前例を気にするのは無能な役人のすることです。だってあなたたちはクリエーティブ(創造的)な仕事に就きたいんでしょ?

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